"Loop up Sendai"

「るーぷあっぷ・せんだい」

七夕の糸で街を結ぶ
2004/6/8作成のプラン

 

 

 

 

TANABATA.org 2004「再生」展

2004/8/4-8(一部7/7-)
サンモール一番町、いろは・文化横丁
東北大学片平キャンパス、東北工業大学一番町ロビー
せんだいメディアテーク、野中神社ギャラリー


制作意図
私は昨年来つづけている、毛糸をさまざまな場所に結ぶ作品を出展します。
人通りの多い通りや由緒ある建物に結ばれた色とりどりの毛糸は、たなばたの糸にちなんだものであるとともに、空にかけられた虹の橋、そして天の川そのものでもあります。毛糸を見上げ、たどり、その描くかたちや風にたなびくさま、日の光や夜のあかりに輝く様子、そのつくる影を見るとともに、それが置かれることで、いつもとはちがった通りや建物を目にしてみたいと思います。そしてまた、「再生」されたこの連綿とつづく七夕の祭りの精神性やその形式が、どのように読みかえられていくのか、その場に立つことで自分が何を感じるだろうかと、とても楽しみにしています。

 

作品設置希望場所一覧

1.サンモール商店街アーケード柱〜片平キャンパス
TOMOD'S2階〜野中神社〜南町通り〜片平キャンパス
野中神社では願いごとを「荷札」に書いてもらい、毛糸に結べるようにする

2.サンモール商店街、いろは横丁店舗
@エコーASHIPSBTOMOD'S2FC金港堂Dヤマハ他、希望を募るなどする

3.片平キャンパス北門〜旧標本館〜多元研中庭

4.宮城県美術館回廊

カード:毛糸の展示写真と文章入りのカード(アートお土産)

 

展示方法

基本的に、その場所にあるものに毛糸を結ぶ。

1.サンモール商店街アーケード柱〜片平キャンパス

TOMOD'S2階・旧丸善前〜ヤマハ前〜野中神社(縁結び)〜南町通り〜片平キャンパスと毛糸をつなぐ。
それが片平キャンパスへの導線にもなる。ところどころに、毛糸をたどるようカード大の「指示」をはる。


↑TOMOD'S前イメージ

野中神社
野中神社では、訪れた人に毛糸を結んでもらうか、荷札に書いた願いごとを毛糸に結んでもらうかする。

 

 

↑サンモールから片平キャンパスにいたる並木への毛糸設置イメージ。 南町通り〜五橋通りまではすべてをつなぐということにはこだわらず、あちらこちらで数本に毛糸が結ばれている、という感じで。五橋通りから片平キャンパスまではひとつにつなぐ。

「たどってください」といったカードをあちらこちらにはり、片平キャンパス方面へと導く。

 

2.サンモール商店街、いろは横丁店舗

@エコーASHIPSBTOMOD'S2FC金港堂DヤマハEデ・スティル・コーフィーなど、毛糸を見上げる空間(階段や天窓など)をもつ店舗を中心に、展示協力を求める。 毛糸の色、設置時期など店舗の希望にあわせる。 展示付近にカードをはるなどして作品であることをそれとなくわかるようにする。

 


↑エコー(階段)


↑金港堂(階段)


↑SHIPS

 

 

3.片平キャンパス 北門〜旧標本館〜多元研中庭へと毛糸を結び、導線とする。

旧標本館から多元研中庭へと毛糸をつなぐ(高さの確保)。多元研研究棟、工場棟より中庭に向けてなるべくたくさんの毛糸を結ぶ。会期中に訪れた人にも手伝ってもらい、増やしていくなどしたい。


↑旧標本室(右下)より多元研(左上)をのぞむ

 

 


↑旧標本館正面玄関

 

旧標本館は、昭和2年築の建物を昨年から今年にかけて「再生」したものであり、今回のテーマともかかわりが深い。できれば正面玄関内の二階手すりなどにも毛糸を結びたい。

 


↑多元研(手前)より旧標本室(左上)をのぞむ

 


↑多元研中庭

 

4.宮城県美術館回廊
美術館屋上から1階回廊柱部分へたくさんの毛糸を結ぶ。

 

 

 

↑宮城県美術館回廊中庭

 

 

 

7/15作成のプラン
fourth plan

6/22作成のプラン
third plan

6/1作成のプラン
second plan

5/18時点でのプラン
first plan

つなぐこと 結ぶこと
yarn project

SATOKO

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関連リンク

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仙台七夕まつり

片平キャンパス近代建築トラストファンド

片平たてもの応援団

るーぷる仙台

宮城県美術館

サンモール一番町