TANABATA.org 2004「再生」展への出展 5/18時点でのプラン
2004/8/4-8(一部7/7-) サンモール一番町、いろは・文化横丁 東北大学片平キャンパス、東北工業大学一番町ロビー せんだいメディアテーク、野中神社ギャラリー TANABATA.org
T.片平キャンパス内の展示
@多元研科学計測研究棟から、中庭に無数の毛糸を結ぶ。 多元研科学計測研究棟と工場棟に囲まれた静かな中庭に、無数の毛糸を結んでみたいと思います。3階建ての研究棟から緑あふれる中庭に惹かれた無数の毛糸は、ときおり風にたなびき、とても不思議な風景が現出することでしょう。また、訪れた人が毛糸を結べる、あるいは願い事を書ける、というのも用意したいと思います。
A旧標本館に毛糸を結ぶ。 旧標本館は、昨年から今年にかけ、改修工事が行われ、「再生」された建物です。その改修にあたっては、現状を忠実に伝えることが最優先されたため、新築よりもずっとコストがかかったと聞いています。私はたまたまこの建物のレンガ「再生」を担当したタイル・メーカーでアルバイトをしていて、今回TANABATA.orgでこの場所を、しかも「再生」をテーマに行うということをお聞きし、その偶然にくらくらするほどでした。そこで、この「再生」を象徴するような建物に、ぜひ毛糸を結びつけたいと思いました。それはすこし奥まっている多元研への導線の役割をも果たすと同時に、サンモールからつづく通りの並木に結ばれる毛糸ともつながっています。
U.サンモール〜片平キャンパスに至る通り
@サンモール(南町通り)〜五橋通りまでの通りの並木に毛糸を結ぶ A五橋通り〜片平キャンパスまでの通りの並木に毛糸を結ぶ。
V.サンモール商店街、いろは・文化横丁
@サンモール商店街アーケードの柱に毛糸を結ぶ。 Aいろは横丁の通路天井に毛糸を結ぶ。
アーケードや路地にわたされた毛糸は、天の川に見立てた糸であるとともに、「たなばた」(はたおり)の糸、かつてそのように行われたこの祭りの「再生」(再現)でもあります。
Bサンモール商店街、いろは・文化横丁の店舗内に毛糸を結ぶ
お店の中に、毛糸を使ってちょっとした展示(ほとんど展示に見えないもの)をさせてもらう。資料を見せて、やってもいい、というお店に、たなばた期間に先行する常設展示として展示したいと思います。夏に毛糸は暑苦しいイメージがあると思うので、街中では青の同系色などを使った、天の川のイメージなどでいきたいと思います。
C野中神社に縁結びの毛糸を結んでもらう。
境内にいろとりどりの毛糸玉を設置し、どこか一箇所に結んでもらう。
W.るーぷる仙台が毛糸の天の川を乗せて仙台市内をループする。
観光バス「るーぷる仙台」天井に毛糸を結んで天の川をつくり、周遊してもらう。
昨年行われた「観光とアート」展のコンセプトが、るーぷる仙台でめぐる観光とアート・ツアーであったことを先日の飲み会で村上先生から聞き、これを思いつきました。毛糸を定点的に展示するだけでなく、動くものに展示して乗せることで、動的なものになるとともに、あるポイントではそれらが交差します(企画X〜Z参照)。
るーぷる仙台の11のバス停にも、何かおもしろいものが設置できないかと思います(たとえばすべて読むと完結する毛糸をめぐるストーリーとか)。
X.広瀬川に毛糸の橋(川)をかける。
霊屋橋などに毛糸を結ぶ。
Y.東北大学理学部自然史標本館に毛糸を結ぶ
るーぷる仙台のコース上ではちょっとさびしい標本館に毛糸を結ぶ(降りたくなるかも)。
X.せんだいメディアテークに毛糸のネットワークをつくる。
せんだいメディアテーク1F鉄筋の柱に毛糸を結びます。無機質な鉄筋とガラスの柱に毛糸がとてもよく合うと思います。
7/15作成のプラン
6/22作成のプラン
6/8作成のプラン
6/1作成のプラン
つなぐこと 結ぶこと
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せんだいメディアテーク
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