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毛糸の旅、毛糸の詩(うた)
毛糸をたどる旅に参加いただいたみなさま、おつかれさまです。「旅」はいかがでしたでしょうか。
赤い毛糸に だいだい色の毛糸を結びたい
だいだい色の毛糸に レモン色の毛糸を
レモン色の毛糸に 空色の毛糸を結びたい
この街に生きる 一人ひとりの心を結びたいんだ
これは、1989年11月、オウム真理教により殺害された坂本さとこ都子さん(事件当時29歳)が、19歳のときに書いた「毛糸の詩」と呼ばれる短い詩です。
坂本さん一家の死が明らかとなった後、友人で、その捜索にも尽力された中村弁護士が、この短い詩に「つづき」を書き足し、シンガーソングライター国安修二氏がそれに曲をつけました。それが、『SATOKO』です(CDプレイヤーでお聴きいただけます)。
私が街を毛糸で結んでみようと思い立ったわけが、これでおわかりいただけるでしょうか。
毛糸を結ぶこのプロジェクトは、今後もさまざまな場所で、かたちをかえながらつづけていくつもりです。またどこかで目にすることがあれば、どうぞ毛糸を結んでください。
門脇 篤
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