気仙沼市地域交流センター(宮城県気仙沼市、2009年3月)
宮城県気仙沼市は「陸の孤島」と呼ばれ、独自の文化を持つエリアです。ここでは冬、「天旗」と呼ばれる凧が大空を飾ります。
そこで「天旗」ならぬ「天箱」をつくり、これで船をつくってレースをするというワークショップを宮城県と気仙沼市教育委員会主催で行いました。
小学生からお年寄りまで40名ほどの実に多彩な参加者を得、2時間ほどで船が完成。レースを行い、船は3週間ほど地域交流センターロビーに展示されました。
色麻小学校(宮城県色麻町、2009年2〜3月)
宮城県色麻町立色麻小学校の1年生2クラス41名と、プラスティックダンボールの箱をつくり、これを廊下に設置して「ゲート」にするというワークショップを行いました。
好評だったため、6年生をのぞく全校生徒でやりたいということになり、300名ほどが10ほどのゲートを制作。「6年生を送る会」ではこのゲートをくぐって6年生が会場へと移動しました。
大河原小学校 (宮城県大河原町、2009年2月)
宮城県大河原町立大河原小学校で行われた毛糸を使った美術ワークショップ。
大河原町は「一目千本桜」で知られる町で、桜をイメージしたピンクの毛糸を校舎に結ぶワークショップを企画。対象は小学2年生5クラス約160人。
午前中は1クラスずつ校舎4階から投げた毛糸と、2階から投げた毛糸とを結んでL字型になった校舎にピンクの毛糸を結び、最後の五時間目は全員で校庭に毛糸を投げ、これを思い思いに好きなところに結んだ。
やくらい文化センター (宮城県加美町小野田、2009年1月)
宮城県中部にある加美町「やくらい文化センター」の大ホールホワイエを使って何かおもしろいことができないか、ということで毛糸を使ったワークショップを参加者と行いました。
センターのある小野田エリアはブナの美林で知られ、緑の毛糸をガラスばりのホワイエに設置することで、1月の雪深い中、ブナの新緑をイメージしたインスタレーションをつくるというものです。
10数名の参加者を得、3時間ほどで完成し、半月ほど展示されました。
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