コミュニティアート・ふなばし
featuring門脇篤

「船橋市本町通り商店街・きらきら夢ひろば」
「山口横丁ストリートフェスタ」
千葉県船橋市
2006年11月4日11:00〜16:00

主催:コミュニティアート・ふなばし

チラシ表 チラシ裏


 

【作品制作趣旨】
船橋の地名は、船橋の中心を流れる海老川に橋がなかったため、船を並べて橋としたことに由来するそうです。ところで橋というのは、ただ単に対岸と対岸を物理的に結ぶ構築物という以上の意味をもっているように思います。それは人と人とが気持ちの上で、現在、そして過去から未来へわたって結び付けられていく象徴的な存在であって、「船の橋で結ばれた街=船橋」とは、何とすばらしい名前なのだろうと思います。
私はここから、私がこれまで取り組んで来た毛糸の作品に、みんなでつくった船を通すことで、船を船橋の空に浮かべることを思いつきました。船はまだここにはないものを運んでやって来る「未来」の象徴です。みんなでつくる船には、視覚的なデザインだけでなく、それが乗せてやがて帰港すべき「ゆめ」や「願い」などが書き込まれるにちがいありません。
色とりどりの毛糸は、出航を祝う様々な色のテープをも連想させながら、それぞれの思いが交錯し、結び、離れ、新たな旅へとつながっていく航跡となって、船橋の街を飾ることでしょう。

 

更新中



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