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"Loop up Sendai"

「るーぷあっぷ・せんだい」

アンケート調査

TANABATA.org 2004「再生」展

2004/8/4-8(一部7/7-)
サンモール一番町、いろは・文化横丁
東北大学片平キャンパス、東北工業大学一番町ロビー
せんだいメディアテーク、野中神社ギャラリー


 

アンケートのお願い
 下の質問事項について掲示板メールにてご回答ください(掲示板の場合、何か一文字入れれば無記名でも回答できます)。どうぞよろしくお願いいたします。

あなたの出身地

あなたの母国語

1.毛糸について、そこからあなたはどんなことを連想しますか。また、あなたの母国語にはどんな意味がふくまれていると思いますか。

2.虹について、そこからあなたはどんなことを連想しますか。また、あなたの母国語にはどんな意味がふくまれていると思いますか。

3.橋について、そこからあなたはどんなことを連想しますか。また、あなたの母国語にはどんな意味がふくまれていると思いますか。

4.毛糸を展示することや、このアンケート自体について等、思うことをご自由にお書き下さい。

ありがとうございました

 


質問の趣旨
 私は毛糸をさまざまな場所に展示するというインスタレーションを制作しています。それは、さまざまな色の毛糸を結ぶように人の心を結びたい、という趣旨の詩を読み、人の心を結ぼうというのはともかく、視覚アートとしてそれを実際にやってみたらおもしろそうだと思ったことがきっかけです。
 ところで私が目にした詩に見られるように、日本人の多くにとって、毛糸は「運命の赤い糸」(自分が結ばれる相手とは、目に見えない赤い(毛)糸でつながっている)に見られるような、目に見えない結びつき、関係性を暗示するものではないでしょうか。そのように思いながら、私はこの毛糸の展示をつづけてきました。しかし本当はどうなのだろう、と最近は思うのです。どんな風にひとは毛糸について思うのだろう。そしてまた、外国ではどうなのか。毛糸についてのイメージに、文化はどの程度影響しているのだろう。そうしたことが少しでもわかれば、私の毛糸の展示をひとがどのように見ているのか、新しい視点から知ることができるのではないか。また、そうした意識を喚起した上で私の作品に接してもらうことは、作品を見る以前に存在する個人的・文化的なイメージを浮き彫りにすることになり、作品鑑賞に新たな視点を与えるのではないかと思いました。このような理由から、「毛糸」をはじめとする、私の作品とかかわりの深いいくつかの言葉・ことがらについて、個人的にどのようなイメージや連想をするか、そしてそれが母国語においてはどのような意味を含んでいると思うか、という質問をすることを思いつきました。
  「毛糸」のほかにあげたいくつかのことがらについて、私の作品とのかかわりを説明しておくと、「虹」は、展示に使われる毛糸がさまざまな色からなり、日の光の下ではそれが輝く「虹」のように見えることから。また、「虹の掛け橋」と言われるように、毛糸と同様に関係性を示唆するものであるという意味での「橋」であり、今回の展示が行われるのが、(はた織りの名手である)織姫にちなんだ七夕のおりであること、それは天の川という(橋のかからない)川をはさんで1年に一度再会をはたすという「赤い糸」で結ばれたふたりの物語であることからもきています(また、別に実際に川に毛糸の橋をかける、というプランももっています)。

回収された回答の使用方法
 TANABATAオルグ・アートプロジェクト2004「再生展」(8/4-8、仙台市サンモール・東北大片平キャンパス・宮城県美術館)への私の出展作「るーぷあっぷ・せんだい」の一部として展示したいと思います。回答は匿名で、出身地のみ記載され、会期中会場では、訪れた人に対して、同様のアンケートを行う予定です。

その他
 すべての質問にこたえる必要はありません。


参考:回収された回答の一部

あなたの出身地  福岡県
あなたの母国語 日本語
1.毛糸について、そこからあなたはどんなことを連想しますか。また、あなたの母国語にはどんな意味がふくまれていると思いますか。
 毛糸は「編む」もの、という概念があります。手編みのマフラーなどが定番でしょうか。  ふわふわしていて、暖かく、垢抜けないというところから、「肉親の愛」を代弁しているというイメージ(「母さんの歌)などによると思いますが)があります。不器用で、泥臭い日本的な肉親愛のイメージと重なるのだと思っています。  毛糸は強度が弱いので、結ぶことに使われることはほとんどないように思います。だからこそ、「しっかりしばる」といった拘束されるようなイメージはないように思います。
2.虹について、そこからあなたはどんなことを連想しますか。また、あなたの母国語にはどんな意味がふくまれていると思いますか。
 虹については、長年、実際にそれがあるのかどうか分からなかったため、「集団幻覚」だと主張していた有名な科学者もいたと聞いています。  実際、空に異様なほどの美しさと大きさで出現し、すぐに消えてしまう虹は、非日常性の極みといってもいいかもしれません。西洋にあっては、遠くにあって触れもしない虹の存在が確認されたのは、意外と近年です。  私が今の時代ではなくてあれが「幻覚なんだ」と言われている時代に西洋に生きていたら、果たしてあの虹の美しさを堪能できるかどうかは自信ありません。そういう点で、私には、ただ見えるものを見ることがどれほど難しいか、という象徴のように思えます。  日本では、古くから虹の美しさが広く知られていて、「虹の松原」のように美しい、素晴らしいところの代名詞に使われていると思います。はかなく消える美しさ、というところから、「夢のよう」という概念があるように思います。
3.橋について、そこからあなたはどんなことを連想しますか。また、あなたの母国語にはどんな意味がふくまれていると思いますか。
 土地と土地、人と人を結ぶものというイメージです。  また、一般的に高い位置にあること、遠くから良く見渡せる位置にあることから、景観の要となっているところが多いです。レインボーブリッジのように、地域のシンボルになっているところも珍しくないと思います。  通常、景観と利便性というものは、対立しがちで、両立させることが難しい場合が多いです。例えば、景観を優先させて樹木を植えると、掃除が大変、虫が出るなどの不便が生じ、コンビニが近くにあると利便性は高いものの、景観上は美しくなくなります。しかし、橋というものは、この2つを両立できる珍しい構造物であるとも言えると思います。だからこそ、誰からも愛されるシンボルになるのだと思っています。
おまけ:毛糸を展示することや、このアンケート自体について等、思うことをご自由にお書き下さい。  
普通に私のイメージをつらつら書いてみましたが、アンケートの主旨に合致しているのかどうか、いまひとつ分かりません。中にはこういうイメージもあるのだというくらいに考えてください。

あなたの出身地 宮城県
あなたの母国語 日本語
1.毛糸について、そこからあなたはどんなことを連想しますか。また、あなたの母国語にはどんな意味がふくまれていると思いますか。
それが何かを結んだり、編んだりするものであることから、人と人、人と環境などの結びつきそのもの、それらの関係性などを編み上げる行為、そうしたことの手段や道具、そしてそれら目に見えないものすべての暗示や比喩。 日本語の「結ぶ」には、「しばる」といった否定的な印象はうすく、特に物理的な使用ではなく、概念的な使用においては、離れているものを関係づける、まとめるなど、もっぱら肯定的な意味合いが強いように思います。また、「編む」も同様に、関係づけ、まとめるという意味をもつほか、それを努力して積み上げる、といった意味合いも含まれているように思います。
2.虹について、そこからあなたはどんなことを連想しますか。また、あなたの母国語にはどんな意味がふくまれていると思いますか。
目には見えるけれど、遠くにしか見えず、近づくことのできないものであることから、「理想」とか「抽象」「概念」のようなもの。また、「虹の掛け橋」というように、それがどこかまだ見ぬ場所や何かへの接点となっている、という連想。 日本では虹は七色で、そのさまざまな色あいから、「虹色に輝く」というように、美しいものを形容するときに使われます。また、空に虹が「かかる」と表現され、その半円形のかたちは橋のかたちを連想させるものです。そこから「虹の掛け橋」といった言い方もよく耳にします。
3.橋について、そこからあなたはどんなことを連想しますか。また、あなたの母国語にはどんな意味がふくまれていると思いますか。
「(人と人の間の)掛け橋になる」「橋わたしをする」という言葉から、毛糸と同様、人と人、人と環境などの結びつきをなすもの、その上を通って行き来するもの、というイメージ。特に毛糸がどちらかというとささいな、あるいは無意識的、偶発的な結びつきを連想させるのに対して、橋は主体的で意志的な結びつきといった意味合いを感じます。 日本語の橋には、なかだちをすること、仲介者となること、いった意味があり、「橋を掛ける」「橋を渡す」は、関係をつくるという意味で使われます。

よせられた回答


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