My wish grows up as slowly as shells do.
わたしの願いは貝のようにゆるりと育つ

Tanabata Project

たなばたのためのプロジェクト

第一弾 「七月七日に」

 

ここでは参加いただいたものを少しずつ紹介していきます。私の適当な文章がついていますが、何か問題ある場合にはご一報を。  

 

My wish is still like a bone.
わたしの願いは骨のようにひそやか

 

I reach for my dream slowly like a shell's walk.
わたしの願いは貝のようにたどりつく

上はウニ(ハスノハカシパン)の骨だそうだ。ウニといってもとげのない、ハスの葉のような模様があるウニ。それは作者にとって、どこにでも落ちていたありふれたもの、である。

作者は「何かを願うこと、願っている間は祈りにも通じる清涼感のようなものを感じ」るという。「願うという行為そのものに意味があるといった風な」「結果を度外視した「願い」」。その典型が七夕の願いごとではないかという。

私はこの「骨」と「貝」について考えながら、それがからだの内と外を支えるものであることに気づく。そして一方をアラビア語に、もう一方をヘブライ語に訳したらどうだろう、などと思う。

 


 

林道のような果てしない願い

願いは山のやうに

私の願いは
道端の小石のごとく
さりげなく…

これはもう、アースワークやランドアートと呼ぶべき作品だろう。しかし作者は常日頃から好きな山登りの際に、つまりおそらくはいつものしぐさの中で、たまたまこのプロジェクトを実行したに過ぎない。そこに現れるかけがえのないひらめき、新鮮な豊かさ。
そうしたものをいわば「人工的に」再生産しているものを、われわれは「アート」と呼んでいるのかもしれない。

笹舟に願いをのせて
wishes on bamboo-leaf boats

 

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